英会話教室やパソコン教室やジムなど、月謝や月会費などが発生するサービスを運営している方々なら「毎月自動引き落としにできたらいいな」と思うことがあるのではないでしょうか。
通常、毎月の自動引き落としにするには、面倒な書類の手続きが必要です。
銀行口座で毎月自動引き落としをするにしても、書類を書いて、銀行に行って、実際に手続きが完了するまで時間も要します。
クレジットカードの自動引き落としを登録するのも、カード会社への書類はもちろん、決済手数料が高かったり、入金サイクルが遅かったりなどして、実際にお店で利用するにはあまり現実的ではないことが多いように思います。
しかしSquare(スクエア)なら簡単にクレジットカードの自動継続課金ができるのです。詳しく解説します。
目次
Square(スクエア)の自動継続課金の仕組み
Square(スクエア)で自動継続課金をするには、Square(スクエア)の持つ2つの機能「カード情報保存機能」と「Square請求書の定期送信機能」を組み合わせることで実現することが可能です。
Squareを導入している店舗で定期的にお買い物やお支払いをするお客様に対して、お支払いのクレジットカード情報を登録しておくことができる機能。
お支払いのクレジットカード情報を登録しておくことで、お会計時の面倒な手続きが不要になります。
【セキュリティ面について】
保存されたクレジットカード情報はSquareのシステム上に厳重に保管されます。Squareを利用する店舗側には、クレジットカード情報の一部のみしか表示されません。
また保存済みのクレジットカードで課金が行われた場合、その都度Eメールでお客様に通知が行きます。お客様は通知メールで注文内容を確認したり、必要に応じて承諾を取り消した理、不正な決済がないかチェックすることができます。
店舗側がお客様にメールで請求書を送り、お客様にオンライン決済をしていただくシステム「Square請求書」を、定期的に送信する機能です。
クレジットカード情報を保存されているお客様にSquare請求書を送信すると、送信した時点で自動的に課金が行われます。
つまり、Square加盟店でクレジットカード情報を保存されているお客様へSquare請求を定期送信する設定にすることで自動継続課金になる、という仕組みです。
※ 定期送信する場合は、毎月同じ価格での決済となります。
Squareの自動継続課金の決済手数料

上記の表の通り、自動継続課金の際の手数料は3.75%、JCBのみ3.95%になります。
※ 自動継続課金でなくても、保存済みクレジットカード情報を利用してカード決済をする場合の決済手数料は同様に3.75%(JCBのみ3.95%)です。
ただし、2019年10月1日〜2020年6月30日までのキャッシュレス・消費者還元事業期間中の決済手数料は、取扱カードブランド6社全て同じで実質2.16%となります。
“実質”となっている理由は、決済時一旦3.25%の手数料を引かれますが、後日2.16%の差額分が返金されるという仕組みになっています。
決済手数料についての詳しいいないようは以下の記事をご覧ください。

Squareで自動継続課金する設定方法
Squareデータ(管理画面)の「請求書ー定期送信」を開く
↓
[定期送信を設定]をクリックすると、以下のような画面になります。

↓
お客様のお名前、メールアドレスを入力
↓
[請求書件名]はお客様にわかりやすい件名にする
↓
[頻度]は「定期的」を選択

↓
[開始]、[繰り返し]、[終了]、[請求書の支払期限] を設定し、[自動引き落とし]に必ずチェックをつける。
※重要※
店頭のお客様にカード情報を登録してだく際は、スマホや携帯ですぐに確認できるメールアドレスをお伺いし、請求書の[開始]を「今すぐ送信」に設定すれば、すぐにお客様に請求書メールが届きその場でカード情報の保存設定をしていただけます。

↓
商品の詳細や金額を入力

↓
全て入力が完了したら、画面上部の[送信]ボタンをクリックする

初回の請求書メールがお客様に届いたら、[カードで支払う]というボタンをクリックしてもらう
↓

クレジットカード情報を入力していただき、クレジットカード情報の保存を承諾する旨のチェックボックスにチェック☑︎を入れて、[¥◯◯をカードで支払う]ボタンを押し、支払いを完了してもらう
【1つ目】
「invoicing@messaging.squareup.com」から配信

【2つ目】
「notifications@messaging.squareup.com」から配信

以上で自動継続課金の設定は完了です。
2回目以降の自動継続課金は、STEP1で設定した課金日の午前10時に、保存されたクレジットカードに自動課金が行われます。
自動課金が完了するとお店とお客様の双方に決済完了メールが送信されます。
「invoicing@messaging.squareup.com」から配信され、件名には「 請求書の支払いが完了しました:○○様宛」と書かれています。
理由は、その方法で設定する場合必ず「クレジットカード利用承諾書」をお客様にご記入いただく必要があるためです。
「クレジットカード利用承諾書」は、お客様のカードの種類、名義人、カード番号、有効期限などを記入していただき、カード情報を登録することを同意するサインまでしていただく書類です。
その書類はSquareに提出するものではなく、店舗側で厳重に保管する必要があります。カード情報を明記したものを店舗側で保管するのは個人情報的にリスクも高いですし、お客様も怖いと感じられる場合があります。
その点先ほど上記でご説明したの設定方法であれば、メールでカード情報を入力していただく際に、カード情報をSquareに登録することを許可する旨のチェックボックスにチェック☑︎を入れていただくだけで「クレジットカード利用承諾書」と同等の承諾が得られ、お客様のカード情報など店舗側が保管する必要がなくなるのでおすすめしています。
自動継続課金についてお客様へのご案内方法
自動継続課金についてお客様へご案内する場合は、以下のような3ステップで説明するとわかりやすいです。



お客様にご案内する際、資料をお渡ししてご説明するとお判りいただきやすいと思います。
参考 自動継続課金 お客様ご案内資料Square自動継続課金でお客様も店側もストレスフリーになろう
自動継続課金ができるのはSquare(スクエア)ならではです。
決済手数料も通常の決済方法の場合とほぼ変わりませんし、入金サイクルは通常通りですので、みずほ銀行か三井住友銀行に設定していれば翌日には入金があります。
自動継続課金にすれば、お客様が毎度お支払いをする必要がなくなりますし、店側にとっても毎月徴収する手間が省けるのでどちらにとってもストレスフリー。
Squareならではの自動継続課金を駆使して、お店の経営に役立てられれば最高ですね。
Squareの公式サイトはこちら

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・Square(スクエア)でよくある質問や注意点をまとめました
【レビュー】
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【特徴】
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